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2005年12月29日

全力中年 <<謎の放浪探偵・うっちー>>

J-POPは好きかと聞かれてスラスラとアーティスト名を言えたら、
それはそれで気持ち悪がられる年になってしまった。
カラオケで若いコに受けたいと必死こいてるのが
ミエミエだからである。

カネさえあったら伊勢丹メンズ館で一通りそろえて
「チョイ悪オヤジ」になって……と思っている自分が、
クルマの中でオレンジレンジを必死で覚えているところは
想像されたくない。
(こう書いていること自体、
 練習したことを告白してるみたいなものだ。
 そうです。死ぬほど練習しました)

……と、低レベルの悩みに陥っている私だが、
スキマスイッチの「全力少年」は、そんな私の
次元の低い葛藤とは関係なく少し響くものがあった。

 セカイを開くのは僕だ 視界はもう澄み切ってる

お~。社会人になったときがバブル絶頂期で、
大学卒業から15年以上、
下り坂しか経験していない屈折した我々世代には、
とても思いつかない歌詞。


「セカイを開くのは僕だ? 視界はもう澄み切ってる?
 あほぬかせ。 セカイは上の方で決まってるんや。
 視界は向こう10年真っ暗や」
と言うのが定番の我々世代だが、
あるときテレビを見ていて、ふと思った。
私と同世代であるヤクルトの古田新監督が歌ったらどうだろう?
彼は中年だけど、この歌詞はよく似合う。

J-POPの歌詞なんぞ、これっぽっちも響かなかった私が、
なぜこの歌のここだけ響いたかというと、潜在意識の中に
「活躍している同年代」が刷り込まれているからだと思う。
古田監督だけじゃなく、
30代後半から40代前半の人の活躍が最近目に付く。
ヒルズの社長たちは、みんなこの歌詞のとおりに考えているのだろう。

私の視界が澄み切るのは当分先だと思うので、仕方ない、
忘年会のカラオケはスキマスイッチだ。
……あれ? これは八雲のブログだった。
八雲の登場人物の中でこの歌を歌いそうな我々世代って、
もしかして石井?(後藤は演歌だろうし)
言われてみれば、熱唱しそうだ。
石井と一緒はちょっと……中年の悩みは深い。

なにはともあれ、
全力少年、全力青年、全力中年、全力熟年のみなさま、
よいお年を。


投稿: 謎の放浪探偵・うっちー | 10:44

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2005年12月22日

息子がムシキングを卒業 <<謎の放浪探偵・うっちー>>

とうとう来るべき日がきてしまった。
6歳の息子が、「僕、そろそろムシキング卒業しようかな。」
と口走ったのだ。
大量のムシキングカード、関連本の数々、グッズの山。
俺はヤフオクでレアカードをゲットするところまでやったのに、
簡単に卒業とか言うなよ~。

そんな数々の「ブツ」もさることながら、
うちのベランダにいる20匹の「幼虫たち」。
あれが彼の眼中になくなってしまったら本当に悲しい。
私は1年越しで息子の喜ぶ顔を見たい一心で、
普通より高価な「発酵済み幼虫専用マット」を、専門店を探して購入し、
特殊ミネラルを混ぜて手塩にかけて育てている。
少しでも大きな成虫にして、息子の輝く顔が見たい──と言えば
いいお父さんなのだが、実は私自身がはまってきただけかもしれない。

ご存知の方も多いと思うが、カブトムシの成虫の大きさは、
幼虫時代にどれだけの栄養を摂ったかで決まるらしい。
だからこそ、私はこの時期にカネをかけているのだが。

そう言えば神永先生と編集者の打ち合わせに同席したとき、
非常に感銘を受けたシーンがあった。


そのときはプロットの打合せだったのだが、
シーンごとの登場人物の心情やセリフを表にしたものを間に挟んで、
あーだこーだ編集者と議論していた。
そのときの資料を見せてもらったが、編集畑でない私には、
これがどんな小説に仕上がるのか、さっぱりわからなかった。

わかりやすく言うと、プロットの段階の小説というものは、
カブトムシで言うところの幼虫の段階だと思う。
原稿の形にまで仕上がると、それはもうサナギだ。
カブトムシと同じで、幼虫の頃の栄養が将来を決定付けるとしたら、
プロットの段階がもっとも重要なわけだ。
だとすると、あの時喫茶店でやっていたプロットの議論に、
ずいぶん熱が入っていたのも納得である。

うちの幼虫が立派な成虫になる来年の夏ごろには、
八雲シリーズは第6巻が出ているはずである。
今がそのプロットを議論する頃。
神永先生は、十分な栄養を蓄えた、
高級発酵済みマットを入手できているだろうか?


投稿: 謎の放浪探偵・うっちー | 16:25

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2005年12月20日

心霊探偵もいつかクルシミマス? <<情熱探偵・大ちゃん>>

こんにちは、もうすぐクリスマスですね!
皆さん今年の予定はもう決まりましたか?

ちなみにプランタン銀座が女性会員へ行ったアンケート結果では、
今年のクリスマスに女性が男性に期待するクリスマスプレゼントの
平均価格(おねだり平均価格)は60,496円だそうです。
プレゼントの期待相場は前年より約2万円増え、
1995年の調査開始以来最高の金額なんだとか。

贈られたいプレゼントのトップは、やはりアクセサリーがダントツ人気で、
特にダイヤを使った指輪が人気のようです。
われら男性にはなんともキビシイアンケート結果です。

八雲も晴香にプレゼントをねだられる日はくるのでしょうか?
気になる・・・今から神永先生に聞いてみよう!

それでは皆さん良いクリスマスを!!


投稿: 情熱探偵・大ちゃん | 16:12

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2005年12月19日

神永さん、うちの孝行娘に感謝してね。 <<謎の放浪探偵・うっちー>>

うちの娘は小学4年生。学校では図書委員をしている。
「八雲」シリーズはまだ早いと思っていたが、
父親が夢中になっているのを見て「1」は読破した。
(「2」以降は長編なので、まだ無理だと自分では言っている。)

相当面白かったらしく、学級新聞に「お勧め本」として掲載し、
それを読んだ友達も購入してくれたと喜んでいた。
まさに理想的なパブリシティ活動である。
文芸社の広報、販売の諸君、見習ってくれたまえ。

娘とその友達が読んだと聞いてあらためて思うのだが、
「八雲シリーズ」はシンプルな勧善懲悪ものだと言える。
親として、娘に安心して読ませられる本という
意外な側面を持っている。
次回の販促戦略に盛り込んだらどうか。

たとえばこんなキャンペーン。
「あるある探検隊! 10歳超えたら八雲読む!
 ハイ! ハイ! ハイ、ハイ、ハイ!」

……ボス、だめですか?


投稿: 謎の放浪探偵・うっちー | 20:26

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2005年12月 3日

管理職たるもの・・・ <<謎の放浪探偵・うっちー>>

仕事をしていて思うのだが、自分はすぐに成果を出せるタイプではない。
要領が悪い。
そのくせ、現場の仕事が好きである。
ずいぶん長い間、大企業の末端営業マンとしてやってきたからだろう。
本部から来る指示にいちいち逆らって、心の中で
「ケッ。おまえらに現場の何がわかる。」
とつぶやくクチである。
なので、後藤の気持ちはとてもよくわかるし、
「踊る大捜査線」も大好きだ。
後藤や青島刑事のように、表に出す根性は私にはなかったので、
表面はいい子にしていて、つぼ八みたいなところで
青島刑事ぶって管を巻いていただけだが。

ところがそれなりに歳を食うと、
私のような人間でも人の上に立つもので、
これがどうにも居心地が悪い。
組織としてモノを言わなければならない。
こういうときの自分はハタからみたら石井みたいに、
噛んだり、声が裏返ったりしてるのだろうなと思うと、
逃げ出したくなる。
全国の中年のみなさま、わかってもらえますよね?

ところで、神永先生はサラリーマン時代、人事の心得があるそうだ。

シリーズの執筆が順調なら、私のコンサルタントとして、
人材育成について教えてもらいたい。

──と思ったけど、やっぱりやめた!
八雲、後藤、石井、畠・・・。
神永先生のコンサルで部下がこんな風に育ったら、
扱いにくくてとてもじゃないけど私ごときには束ねられない。
きっといい仕事をするのだろうが、
この連中を束ねるには相当の器が必要だと思う。
屁理屈を言う八雲、言うことを聞かない後藤、
使い物にならない石井、気持ち悪い畠・・・。

世の悩める管理職の皆さん、
こいつらと比較すると自分の部下は従順に見えますよね?
いやあ、私は部下に恵まれて幸せだ。
そう考えると、「八雲」にはフツーの人間は登場しないのか?
ねっ、神永せんせ。

ちなみに、晴香ちゃんが秘書で来てくれるなら、
それだけは例外である。


投稿: 謎の放浪探偵・うっちー | 12:43

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